タイ旅行記2日目

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タイ2日目。
とりあえず、サイトウ嬢が仕事先の人から聞いたタイ情報を元に、古いたたずまいの所というかなり漠然としたイメージでチャルンラート通り(Charoen Rat Rd.)へ。
ホテルから出て、地図を広げて作戦会議をしつつ歩いていたら、親切なおじさん2人がソンテウ(タイの相乗りミニバス)を止めてくれて、その道まで行くように指示してくれました。私は乗り合いソンテウ初、で、これでソンテウの乗り方もだいたい分かり、普通に親切な方で本当に助かりました。(ちなみに、普通に、って言うのは観光客相手だと、下心あり、な親切もあるもので。で、わたしは結構そういうのに引っかかりやすいです。ぽけっとしてるからかしら)

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p align=”center”>ソンテウからの眺め。後ろを走る車も、バイクも良く見える。
とにもかくにも、若干不安なままではありますが、とりあえず目的地近辺に到着。埃っぽい田舎の道の様なところをてくてくと歩くと、大きな橋に出ました。とりあえず、ぼんやりと散策。
まずは空気、と感じ、に慣れなくちゃ。そんな感じで少し裏路地に入ってみたりしていると合羽橋の様ななんか問屋街?でも車の部品とかでっかいおけとかも置いてあるなぁ。でもなんか、合羽橋、そんな感じのところをふらふらと歩き、更に調子に乗ってかなりの住宅地も歩き、道行く人に“道に迷ったの?”的な反応をされつつも、全然オッケー、で、気が付いたら、元の大きな橋に。ん~。なんか違うだろ。っていうかきっと頂いた情報のところではないだろう。だって、合羽橋だから。

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p align=”center”> ふとした道に入ると、こんな風景。なんか沖縄っぽい感じ。
つんであるバケツすらかわいく見えてしまう。

ということで、とりあえず川沿いのコーヒーショップに入り作戦会議。しかしコーヒがでかいぞ。 (ちなみに後に分かる事、ですが、ここでのコーヒーは、かなりちゃんとしていたのであります)とかなんとか言いながらとりあえず一息つき、どうも降ろしてもらったあたりがドンピシャリでお目当ての所だったらしく、そこから反対側に歩いて行きすぎてしまった様だという事が判明。
コーヒーも飲んで生き返ったし、再び歩きだし、そのお目当ての通りを通って行くとカオ・ソーイというチェンマイの名物料理の美味しいお店もあるみたいだし、そこを目指す事にしました。
歩いていると、割と小洒落たお店がたくさんあって、いろいろと物色。結構、かなり、しっかりしたお店達。以前来たタイ旅行は割と節約気味だったので、こういうところに来るのは初めてかも。まぁ、ン年前の話だから、もちろんタイ自体もかなり変わって来ているのだと思いますけど。
しかも、途中で現代アートのギャラリーLa Luna Galleryを発見。なんか以前きた時のイメージ(かつて来た時バンコクでタイの美術館に行ったら、版画の作品が逆に飾られていました。。。だって、サインが上にあったもの(笑))が強くて、タイってやっぱり伝統工芸的なイメージが強かったんですけど、とんでもない。
めちゃめちゃ私好みの作品もあって、しかも作家さん、歳も私より若いじゃんッ。ってことで、ポストカード購入、しかもお調子にのりまして、『I’m an artist.』なんて言って、自分のHPのURLまで教えてしまった。旅の恥はかきすて、とか言いますが、いやぁ、なんでしょう。ほんと。日本では『いやぁ、なんか絵みたいな事をちょっと、はぁ。』なんて言ってるのに。
それから更に頑張って歩き、お目当てのカオ・ソーイを。英語表記の看板がなかったのでかなり迷いましたが、とりあえず、大衆食堂の様なそのお店へ。昨日飛行機で食べたロンガンと言う果物のジュースがあったので、それも頼んでみました。
しかし、甘い!!なんでタイで飲む飲み物はこう、どいつもこいつも甘いのか?!サイトウ嬢がお飲みのコーヒーも恐ろしく甘かった。お嬢曰く、麦茶に砂糖を入れたやつ(ってそれってスタンダード?!)だそうでございます。
ちなみに、こちらがそのカオ・ソーイ。カレー味のスープに麺の入ったお料理。
お腹はいっぱいになりましたけど、結構市街から離れてしまった様だし、タイ情報もつきたし、とりあえず、まだ一つも行っていないお寺に行こう、という事でソンテウをつかまえて、ちょっと気になっていたワット・ウモーン(Wat Umong)へ。
不安なままソンテウに乗っていると、ずいぶんと田舎道へ。
そして降ろされた所、は、森。
ん~、森だなぁ。っていうか、寺は何処?看板とかもあるんだけど、全部タイ語で分からないし。あんまり観光地っぽくない感じ。とりあえず、荒俣ちっくな森だらけのピクニックコースみたいな所を抜けていくと沼を発見。ポツポツと仏像とかが建ってるけど、やっぱ森だなぁ。あと、山の上に仏舎利。。。。ってこれだけ?
と思っていたら、ありましたありました。
洞穴みたいな穴が、仏舎利のある山の下に。くつを脱いで、洞穴のような中に入って行くとそこには石の仏様が。
日の光がおちて薄暗いその場所はとても幻想的。で、美しい。

      森。もののけ出て来そうです。             で、やっと見つけた仏舎利。

この奥に、仏像があります。
洞窟の光で見る仏像は、本当に不思議な感じ。

気分も生き返って、もう一つぐらいお寺に行こうという事で次は有名所ワット・プラ・シン(WatPhra Sing)へ。
こっちは、多分タイでのスタンダード。ワット・ウモーンと比べるとキラキラ、で、派手め。バンコクで見た物と似ている感じですね。
と言うより、バンコクよりは少し抑えめじゃないかなぁ。でも、サイトウ嬢はちょっとご不満そう。
まぁ、私が最初にタイでお寺を見たときも、あのキラキラっぷりに少し引いたもんなぁ。。。日本のお寺のイメージと違いすぎるのでしょう。で、しかも最初にタイでみたお寺がワット・ウモーンだったから、なおさらなんじゃないかな。私の印象は、と言うと、まぁ、こんな感じだろうと。

こちらプラシンで見つけたプリティ仏です。
かわいい!!
そのお寺でやっと、この旅初のフレッシュジュースにありつけ、スイカジュースを飲んでいたら親しげに話してくるおっさんが。
おっさん曰く、日本に友達がいて、その友達はIBMに勤めていて、一緒にいた女の子はオーストラリアに留学しているのだとかなんとか。。。
で、このおっさんが、Chang moi st.のImponial Fashion(わざわざ人の地図に書き込んでくれました。っていうか、でもそれって失礼じゃない?)という所に行くと、タイシルクがジャストフィットですぐに1日で作れるとかなんとか。
・・・タイシルク?
で、そのおっさんが20Bでトゥクトゥクをゲットして、そこまでの指示を出してくれて、やや親切の押し売り的な感じでそこまで行く事に。
と、言う事でその店に着いたら、でかい金のペンダントをした外人のめちゃくちゃ胡散臭い親父がいたので、まぁ、店に入らずにいらんっつて帰ってきました。
んー、やっぱり。何に興味があるか?ジュエリー?とかも言ってたからなぁ。その時点でちょい怪しかったんだよね。でも、まぁこの後どうするかも決めていなかったし、ふらふら歩いていたら近くで市場も発見出来たし、まぁ、良しとしましょうか。

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p align=”center”>庶民の台所?野菜も、乾物もいろいろありました。
時間に余裕があったら、たんまり買い込んでいたことでしょう。

という事で、ふらふらと昼間の時間を過ごし、6時過ぎにガイドのファンニーさんとホテルで待ち合わせて、カントークディナーへ。カントークというのは、特別の行事の時に使う低い台足の付いた丸いテーブル。日本のちゃぶ台みたいなものでしょうか。
その上に北部のタイ料理が乗せられて、タイ舞踏を見ながらお食事を頂きます。

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p align=”center”>これが、カントークのお食事。もち米が別に運ばれてきて、それは右手で握って食べます。

今日は、ファンニーさんの息子さん、アンライ君も一緒に参加。(ちなみに、 私たちは覚えにくかったので、勝手に荒井君ってことにしました。ということで、以下、荒井君で)ちなみに、この荒井君、超わんぱく、なので走っては何度も転びます。ズベェっと。待ち合わせのホテルで、既に2回ずべーっと行ってました。
それがいい感じなんだけど。
今日は、プロゴルファー猿並みに、プラスチックのゴルフセットを背中に背負ってました。 昨日買ってもらったばっかりなんだって。そりゃぁ、わいは猿やって、なりますよ。子供ですもん。
という事で、荒井君とファンニーさんと更に旦那さん、という一行でカントークディナーへ。

一緒に写真を撮ったら1枚目はお澄まし顔、2枚目はふざけ顔、と両方をしてくれるというエンターテイナーでございます。
あ、あんまり似てないですけど、ファンニーさんとアンライ君のお二人をば。
で、伝統舞踏、が始まったんですが。。。

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p align=”center”>なんだか、妙に楽しげな舞踏。。。
んー、なぜかこの踊りが微妙な感じなんだよねぇ。 なんかふざけてる様に見えてしまう。
なんかアンガールズのジャンガジャンガ入ってるし。
いや、分かってますよ、 私たちの見方が間違ってるのは。でもねぇ。。。
男の人の踊りとかも。。。なんか。。。申し訳ないですけど、ちょっと笑っちゃいましたし。サイトウ嬢と話ていて、なんか中学生の男子っぽい感じがするよね、って事になりました。
ほら、いるでしょ、なんかふざけてはしゃいじゃう、中学生男子。そういう感じ。
いや、凄いのは、分かってるんですよ。ホントに。口になんか剣みたいのいっぱいくわえてるし。でも、ほら、なんかビジュアル的にねぇ。ちょっと“うほっ”てなってるじゃないですか。その辺が、ちょと、ねぇ。

それから、全然関係ないですが、私は踊りよりも目の前にいた白人の男の子の、横になってご飯を食べる姿に釘付け。なんか、カウチ感覚っていうか!ご飯食べるときはちゃんとしなさいよ!!ほら、寝っ転がってご飯を食べない!!
も~、グランマも怒れよ!って思っていたら、途中からグランマも横になってご飯食べだすし。なんか、実録片付けられない女達、って感じで!!
あー、もう、怒られちゃえよ、店の人に!!!
とかなんとかしてる間にフィナーレ。踊りを一緒に踊りませんか、ってな感じで、ダンサー様達がぞろぞろ降りて来ました。
私たちも声をかけられましたが、まぁ、今回は、そういうのは良いかな、って事で、大人ぶってお断りしてみました。
で、おー皆、踊ってるなぁと思って舞台を見ていたら、なんと別席にいた荒井君がノリノリで踊ってるじゃん!プロゴルファー猿のまんまで!
どうも荒井君は、カントークが大好きなんだって。なんで、カントークの時はうきうきしてついてくるんだそう。なので、荒井君は皆の人気者、カントークの顔、でございました。
その後、明日早いので無事ホテルに着いて、就寝。と言いたい所なのですが、ホテルの目の前でパトカーが止まっていて、通行止めを食らってしまい、迂回してホテルに帰りました。
実はその時は事故か何かかしら、なんて言って何とも思わなかったのですが、後日ガイドのファンニーさんに教えて頂いたところによると、どうも私たちが泊まっていたホテルの目の前の空き地に、麻薬が隠されていて、その犯人と奥さん(?)が捕まったのだそうです。いやぁ、事件じゃないっすか!ニュースでもちゃんとHoliday Garden Hotelって言っていたんだそうです。
ホテルでニュース見てたけど分かんなかったなぁ。って当たり前か。

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