香りを作る。

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artistinの矢崎さんにお誘いいただき、初めての香水作りにチャレンジしてきました~。
ワタクシ、実は結構な香りフェチというか、香りものに弱いのです。とっても。一時期香水にも結構はまり、いろんな香りに出会いたくてやたらに買っていたりもしたほどで。(で、調子に乗って買った香水たちが未だに減らずに沢山あったり・・・でもあるんですが。)
そんなこんなで、もうお誘いいただいたときは、是非行きますんで!!てな勢いで行ってきました~。
で、到着したDiaryは、前半のワークショップの方達が調香している花の香りで満ち溢れており、着いて早々におぉ~っと密かに(あ、もしかしたら密かではなかったかもしれないですけど)感激。
ちなみに到着した時に既に行われていた調香姿は、さながら実験室のようでした。↓


で、早速私たちも調香開始。今回はバラやすずらんなどの花をメインにした香水。
一つ一つの香料を嗅いで、どんなイメージのどんな香りかをみんなで話しながら確認。この作業が、私はたまらなく好きみたいで、一つ一つの香りを嗅ぎながらいろんな記憶の中にあるイメージを探していく。実際はレモンや、すずらんや、ムスク、といった香料たちなんだけど、それが何のどういったイメージか、丸いとか、どんな色かとか、重たいとか、言葉やあるいは勝手に自分の中にある記憶(例えば、私はレモンを嗅いだ時はテニス部っぽい、とか、ムスクを嗅いだ時は洗濯機っぽいとか、そういう言葉を探してみたりして。)をあてていくのです。
ちなみに、今日使った香料は、レモン、ベルガモット、アンサンス、ラベンダー、バラ、スズラン、ムスク、イリス。
これらの香料を、トップノート、ミドルノート、ラストノートで分け、その割合を調合していきます。
最初は、大雑把に幾つかの香りで組み立てるのですが、そこに少しずつ香りを足して(最終的には何滴、という感じで調整したりも)全体の香りを作り上げていきます。
わたしは、どことなく、絵を描くのと似た作業のような気がしつつ組み立てていきました。もう少し丸くしたい、とか、ほんのすこーし深くしたい、みたいに。
今回は花だったので結構わかり易かったけど、もう少し抽象的な香りを調合していくと、もっと絵を描くのと似た風に感じるのかも、なんて思ったり。(そもそも、形のない香りに形や色や言葉をあてていく作業が、絵を描くのと似ているのかも)
同じように花の香りで作って行っても、それぞれまったく違う香りが出来上がるから不思議ですよね。ちなみに、私はどことなく甘い感じの香りになりました。
出来上がった香水は、ボトルに入れて名前をつけて完成です。急遽名前をつけたんで、敢えて書きませんが。。。(笑)
名前だけ決めてからその名前に合わせて香りをつけていく、みたいなのも楽しそうですね。香りを作るって、すごくイメージと直結している様な気がしてかなり深いなぁ~と思った次第です。
あとは、1週間寝かせたこの子が、どんな香りになっているのか、実際に使ってみるのが楽しみです。(冷蔵庫で寝かせると、香りが丸くなるんだそうですよ)

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