私は、とある美術館(直感的に町田版画美術館だ、と思いましたが)を歩いていました。その美術館の展示が終わってしまっていたのか、あるいはその展示が期待はずれだったのか、がっかりして帰ろうとしているところでした。
そんな帰り道、美術館のロビーに“ロバートプロデュース”なる期間限定喫茶店の立て看が目に入りました。ロバートは、あのお笑いのロバート。青い、なんともTVがらみっぽい色物的な看板。
そこの喫茶店は美術館に併設されているのですが、まだ営業中のようです。人も割りと入っている様子。なんとなくがっかりしていたので、普段ならば入らないであろうそこに、入ってみることにしました。
そこには、和風のテーブルが10セット程と、その間に純日本風な布団が敷いてあって、その傍には脱いだまんまの丸くなった靴下が落ちています。“あー、コレもきっとプロデュースの1つなんだ。。。とりあえず笑っとけ、ってことかぁ”なんてひねた事を思いながら、席を探すんですがこれがなんだか微妙に人がいるのと、エキストラ的な笑わせ屋(?)みたいな人がいたり、布団やら掘りごたつ風のテーブルセットやらがあって、何処が座っていい席なのか分からずに困った末、どうにか一つの席に座ると、斜め前にいた、おっさんおばさんみたいな人が“あら、座るの?えへへへー”みたいな顔をして日本茶を出してくれました。
とりあえず、この席で大丈夫なんだな、なんて一息ついたらよく分からないハンチングのお兄さんがメニューを聞きに来ました。何かを頼んだんだと思うんですが、そうしたら、肉パック、なる物をされました。
肉パック。。。ようするに、顔一面に豚肉だかなんだかの肉のスライスをペタペタと顔に張られた訳です。
顔は困っていたと思うんですが、心のどこかにあった、これはちょびっとオイシイ、を読み取ったナインティーナイン(なぜ?!)の二人に、
“あんた今、おいしい思ったやろ!え?思ったやろ?!”
とつっこまれ
“しかもコレ、写真にとってもらえんノンや、せっかくやから撮ってもらいー”
なんて言って、すっかり踊らされてさっきのハンチングの怪しいお兄さん(この時点で若手芸人と判明)と一緒に携帯電話のカメラに写る事に。
どうにか無事写真も撮り終わり、乾いた肉を“パック終了でーす”なんて言われて剥がされると、思いの他、肉はぱりぱりに乾いて、剥がすのも苦労するし、更に痛い。
でも、剥がした後は、何のパックとも違う肌の感触で、ふむふむなんて肌を触っていたら、なぜかナイナイの二人に蹴られたり、体当たりされたりして、やめてよ~、なんて言っていたら、はたと目が覚めました。
テレビでは古館さんがホリエモンの話をしていました。。。。
んーーー。。まあ、夢オチってのはどーなのよ、って気もしますが、それよりも私の頭ン中もどーなのよ、って気がします。
ちなみに、夢オチなので、肉パックをしながらコレもオイシイかも、と密かに思っていた私の写真はもちろん無いです。
コメントを残す