東京メイドさん用に、と思って、版画を刷っている時の写真を撮ってみたのですが、そういえばここでもあんまり刷ってる所、とかって載せていなかったかも、なんて思いまして、ここでエッチングの刷りを初公開!(って程のモンでもないですけど)といいますか、ぶっちゃけますと最近家に籠もってばかりなので、あんまり日記に書くようなこともないんで。。。
というわけで、今回はアクセサリー用のエッチングを刷ってる所です。
通常のエッチング版画、は、ある程度のエディションを確保するために、結構カッチリした刷り方をするんですが、アクセサリーゆえ、かなり絵を描くのに近い感じで、ラフに刷ってます。(というか、そうじゃないと私が飽きてしまうんですね・・・(笑))
というわけで、この写真はインクを詰めて、ふき取りをしている所です。電話帳の紙とか細部は綿棒なんかでふき取ります。通常はこの前に寒冷紗というので拭くんですが、版が小さいのでここでは使わずに。
私の場合、アクセの刷りの時は、特に綿棒を使っての塗り分けが多いので、綿棒が大量に必要だったりします。で、インクを詰め終わったのが下の状態。
で、このインクが詰め終わった版をプレス機という機械に乗せて、湿らせた版画用紙(湿らせるのはインクの吸い取りを良くするため)を乗せ、ぎゅうぅ~~と圧力をかけたローラーでプレス圧をかけるわけです。
で、刷りあがりがこんな感じに出来てくるわけです。
いや~。地味な作業ですね。。。でもこれで完成~!!!
で、で、これをアクセサリーに加工するわけです。って、なんかここまで書いてきて、私ってば、なんだってこんなに手間のかかる事を。。。みたいな気持ちになってきちゃいそうだったりしますが、そんな風にしてアクセサリー達は出来ておりやんす。
そういえば、この間アルバイト先で私の手を見て、“苦労してるね”と、言ったお客さんがいましたが、ってゆうか、こんな事してれば手も荒れますわな。
て、別に苦労してる訳じゃないのよ~ん(笑)。んでも、わたしはバレンだこのある手が気に入っておるのでし。まあ、女子としちゃあイマイチなんでしょうけどね。
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