色、イロ、色。でありんす。

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さくらんを観て来ました。よく考えたら、今年最初の映画館での映画でした。なんかすんご~い積極的に見たかったわけではないんだけど、原作も読んでるし、なんとなく気分で。
で、観た感想は、っていうと。
いろんな意味で女の映画だなぁ、と。ちなみに知らない方の為に、このさくらんは遊郭を舞台にしたお話なんですが、監督、音楽、脚本、原作ととても女性という表現を大事にした人々がずらっと並び、それゆえにこういう風に出来上がるのだろうな~と。
管野美穂や木村佳乃をあんなに女として綺麗だと感じたのは初めてだったし、女の人特有な情や、さが、みたいなものの表現って、やっぱり女性監督特有の物だろうな~と思いましたです。極採絵巻というだけあって、その辺の色、の表現はそれゆえなのかしらん、とか。
ただ、前半のその女の情念的なものにちょいとやられてしまいまして、お腹いっぱい気味だったんで、私的には後半の爽やかさにちょこっと救われたかな。
一つ強くなったあとの土屋アンナの綺麗さ、みたいのも結構おおっとなったし、そこでもやっぱ女の人が撮ってる感じが強く出てる気がしましたね。
でも、監督蜷川実花、ってだけあってもうちょっと映像としての美しさみたいのを期待しちゃったんですけど、やっぱ映画と写真は違うんだな~みたいな事も思いましたです。普通には綺麗なんですけどね。もうちょっと、みたいな。
しかし、アタクシやっぱ花魁、って聞くと、つい“髭のおいらん”の方を思い出してしまうあたり。。。(笑)

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