今更ですけど、芥川賞候補とか言われて慌てて買って読みました。最近本離れがひどくて。きっと、電車の中=爆睡する時間、になってしまったせいです。とほほ。
でも、そんな私もさくさく読めました。
私の場合ちょいと前の自分の作品とか、暗め、だったもんで。作品を見てもらった時に不倫だかプリンだかわからん、50くらいのおばはんに、確実に相手のおっさんに聞かせる為に言っているであろう、“こわぁーい☆”なんて言葉を吐かれたりして。
日々そんなですくすく育ったりしたもので、まあ、その程度には自分は、そっち側(ここではいわゆる精神病院?)に寄ってるんだなって言う自覚は、あるつもりだし。まぁ、こんだけ変わってる変わってる言われりゃあね。
っていうか全然正常だけど。
(たぶんそのおばはんよりも正常、と思ってます。はい。)
だけど、まぁ、わたしであれ誰であれ。クワイエットルーム行き、なんて全然簡単じゃんって思うだけで。思わない人もいるんだろうけど、でも誰であれ簡単にそっち側行けるっしょ。とか。
そんなこと思いつつ、かるく読んでたら、なんか割りと気が付くときつい事っていうか、まあ当たり前と言えば当たり前、の事が書いてあって。うっとうしい、何か、を、まあ大体抱えつついて、で、さくさくっと読んでいたのに、気が付くとそういうところに、ちゃんとすっと入り込まれていました。
なんか酔拳みたいだけど、私は松尾さんの書くそーゆうとこが好きですね。お芝居でも、本でも。
ちなみに、松尾スズキブログドブロクの唄も大好きです。はい。
エロかわいいっていうか、髭かわいいってなもんで。ほんと、愛すべき大人って感じっす。どうして普通の大人はみんなこうじゃないんだろう?
それはそれで問題だから???(笑)んでも、みんなこうなら、素敵なのにね。
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