死ぬ前に名人芸を。

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立川談志の独演会を見に行ってきました。と言っても、寄席に行った訳ではなく、海老名市文化会館。でも、こんな近くに来るんなら!っていうか、談志師匠が亡くなってしまう前に(あ、こりゃ失礼)絶対見ておかなくちゃ、と、かれこれ数年前の癌騒ぎの時から思っていたワタクシ。
たまたま駅で前売り開始のポスターを発見した時、ここで見ておかねば!!!と思い、半ば無理やり友を巻き込み(スマン)、今日無事見てまいりました。
演目は、“権助提灯”と“大工調べ”。
名人芸!!でした、と言いたいところなんですが、実はちゃんと板の上での落語を生で見るのが、これで2度目なのです。(しかも1回目は中学の学校行事)だから、他の落語家さんと比べるすべが無いのです。たぶん、スタンダードではないんだろうな、とは思いましたけど。(CDやらテレビやらでは他の落語家さんのお話を何度か聞いた事はありますから)
ただ一つだけ、話芸を聞くのには、少なくともある程度の知識と、頭の回転が必要である、と言う事、を感じました。特に、談志師匠の場合それは顕著なのかもしれないですが。
だって、テレビのように親切に説明してくれるわけでなし、更には談志師匠の場合、そこに現代の話、と、更に軽い哲学じみた話も混じってくる訳で、そうなってくると、ちゃんと脳みそ使わないとついていけない。だからこそ奥が深くて、はまっていくのかもなんて事も思ったりして。
こうなってくると、他の噺家さんのお話も聞いてみたくなるのが人間っていうものです。まぁ、根本的に人の話すオハナシを聞くのが好きなんでしょうけど。。。(友に言わせると、その辺が、未だに私がAMラジオを聞いてしまう所以なんだそうです。で、ちなみに友はAMラジオは聞きません、ので、まぁ、落語にもあんまりはまらなそうでございました。)

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