美術と映画のすばらしき出会い

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大好きなヤン・シュヴァンクマイエルの展覧会がラフォーレ原宿でやっているとの事で、早速行ってきました。
10年以上前、短編映画を見て以来、ファウスト等の長編や、偶然見つけた画集などは手にいれていたものの、こういう形でシュヴァンクマイエルの世界と会うなんて。
ファウストやアリス(残念ながら未見なんですが)の舞台装置(?)や人形を実際に見ると、もう十分にそれだけで作品で、これが映像として動き出すと、また違う命や表現になるのだなぁ、なんて思いながら見ていました。
絵画と映像が出会うとか、何かと何かが出会う、そんな感じが強い作家だなぁって。あるものとシュヴァンクマイエルが出会って、化学反応が起きて、そこに何かが生まれる、みたいな感じ。それは新たな解釈っていうんじゃなくて、やっぱり出会った、っていう言葉がしっくりくるような。だからどことなくわくわくした空気が漂うのかしら。
帰り際、偶然サイン会をしておりまして、そこでサインをするシュヴァンクマイエルおじいさんは、なんだか人の良さそうなおじいさんで、あんな毒のある作品を作る人には見えず、そのあたりも含めてまたファンになりました。

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